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2006年03月02日

インドから帰国

牛とオートリキシャー Kovalam,Tamil Naduにて
(牛とオートリキシャー Kovalam,Tamil Naduにて)

11日から南インドにインターンシップ・フィールドワークに旅立っていましたが、2月28日7:05成田着のシンガポール航空機で無事帰国しました。26日夜にはチェンナイ発の飛行機に乗って帰国の途に就いていたものの、シンガポールで17時間のトランジットがあったため、2機中泊のなかなか長い旅でした。
まだチェンナイを発ってから一週間も経っていないし、シンガポールでトランジットの合間に当地をよく知っている自分がガイド役をして市内観光をしたのもほんの一昨日ほどの出来事なのですが、それでも、もうあれから本当に遠いところに来てしまった気がします。
チェンナイのアンナー・サライの喧噪も、コヴァラムの天の川と流れ星と牛と山羊と猫と鶏と雛も、ベンガル湾に上りアラビア海に沈む太陽も、そしてケーララの椰子の木も紙がないトイレも、その全てが今は懐かしいです。

今回の旅は"Gender, Kinship and Property Rights"や"草の根NPOのまちづくり―シアトルからの挑戦"で知られる駒大の西村教授が企画したチェンナイ(マドラス)からトリヴァンドラム(ティルヴァナンタプラム)に至るタミルナードゥ及びケーララにおけるインターンシップ・フィールドワークで、M S Swaminathan Research Foundationのゲストハウスやコヴァラムの教会のゲストルームから夜行急行の一等寝台・ファイブスターのホテルにまで泊まり、コヴァラム村の人達や高校生からスワミナータン博士チダンバラム財務相の一族の方にまでお会いしてきた、極めて濃厚な旅でした。

この旅で、おそらく自分の人生は大きく変わると思いますし、進路も今までの予定とは変わっていくことでしょう。選択によっては、今すぐにということではないですが、今の大学からいなくなることもあるかもしれません。今の大学にいることのアドバンテージを感じられなくなったときには躊躇せずそうすることになるでしょう。
今は春休みということで一応時間もあるので、遠からず恒例の(?)旅日記を公開したいと思います。お楽しみに。
それにしても、是非、かの国の1年後を見てみたいものです。来年も行くつもりでいますし、また興味のある方がいらっしゃれば、コメント欄ででも連絡をください。

P.S.時差ボケは3時間半でもなかなか直らないものです。それともたった3時間半だからなおさらなのかも?

投稿者 puszta : 2006年03月02日 23:06

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