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2005年09月28日

Willcom次世代機への移行問題

昨日出そろったウィルコム次世代機、WX310シリーズ。機能的にはFelicaを除けば昨今の他キャリア高機能機と遜色なくなっています。WX310シリーズはどれもほどよく先進的かつウィルコム的で、極めて素晴らしい端末だと思ってはいます。地味なところだけど相変わらずSMF再生できるらしいし。
ただ、個人的にまだWX310シリーズへの移行(auには戻らずウィルコムとの契約の継続)を決心できないでいる理由がいくつか。
もちろんこれは極めて個人的なものですので…

1.ATOK+APOTが載った端末がない
WX310KがAdvanced Wnn v2、WX310SA及びWX310JがAdvanced Wnn v1.2ということで。
京ぽんのモバイルWnn V2には散々悩まされてきたので、これはちょっと…。Advancedが付いていようとWnn(私の名前は中野です)はWnnであるということで、非常に評判が悪いAdvanced Wnn。予測がヒットすれば使い物にもなるが、連文節変換(長めに入力してから一度で変換すること)になるとダメダメらしい…。自分は昔からの一太郎・ATOKユーザーで連文節変換を多用するので、うむむむむ…といったところ。
昨年まで、2002年発売で100万台以上売れたカシオのA3012CAを使用していましたが、これに搭載されていたATOK for auは、まだ予測が1候補しか表示されないものでしたが、変換の性能はかなり画期的なものでした。それから3年も経ち、ATOKは予測システムAPOTと統合されさらなる進化を遂げているのに、未だに連文節変換もロクにできない(らしい)Wnn系を採用するメーカーがあるのは何故。

2.自宅だけ電波が不安定
つくばに転居して以降、自宅から突然接続できなくなる問題を抱えています。普通に使えていても突然パケットが通らなくなり、一度切断して再接続を試みるのですが、Opera起動時の接続/メール送受信時は「接続できません」、Opera起動中だと「ネットワークに問題があります」、音声発信時は「おかけなおしください」が、電界表示はバリ5なのにもかかわらず、接続しようとすると即座に出現します(電波を掴みにいっている気配が全くなくなる)。この状態の時は着信もできなくなっているようです。基地局までの距離は300mほどなのですが。しっかリンクしても直らず、再起動すると復帰することがあります。
大通りを挟んで近くにあるアマチュア局による影響と思われる、TVI・テレホンI等電波障害の事例が自宅の周囲で起こっているようなので、アマチュア局からの干渉の可能性も。この家の無線LANも突然不安定になります。もっともアマチュア無線は4級の資格しか持っていないし大分遠ざかっているので確かなことは書けませんが…。
レピーターを実家から移設するかな…そうすると実家では2階でしか使えなくなってしまうし。困ったものです。

発売まであと2ヶ月あるので、まだ十分に迷えそうではあります。

投稿者 puszta : 22:07 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月27日

Willcom新機種登場/つくば駅、ウィルコムエリアに

京ぽん2登場!!しかも京セラだけじゃない!!!

数日前から、今日ウィルコム新機種の発表があるという話は出ていましたが、また京ぽん改の時のようにorzな展開だろうなぁ…と思っていましたが。なんか本気みたいです。こんなページまでできてました。京セラだけじゃなく、三洋日本無線も。
これでもう、京ぽんのカメラで何かを撮ってメールに添付して送ってみても相手には何を撮ったのか良く分からない、なんていうこともなくなります。
↓ウィルコム公式から引用

機種名 WX310K WX310SA WX310J WX300K
メーカー名 京セラ 三洋 日本無線 京セラ
独自機能 ムービー対応
指紋認証
Bluetooth インテリシンク

ICレコーダー
JavaTM
130万画素カメラ(QRコード)
35万画素カメラ
MiniSD
ドキュメント閲覧機能
通信方式 4xパケット通信 1xパケット通信
共通機能 フルブラウザ搭載
リモートロック対応(※一部機種は今後対応予定)
PC接続対応(USBケーブル)
POP3/SMTPメール
優れた音声品質
QVGA

(引用以上)
迷えるようになるほど機種が出るなんて(blog用の写真を撮るのにデジカメを持ち歩かなくて済むようにまともに使えるデジカメが付いていてほしいので、実質2機種ではあるが)。
京セラの方はBluetooth、動画や音楽再生、Flashに対応。三洋の方は何といってもJavaアプリが使用可能。残りの主な機能、Excel/Word/PowerPoint/PDFファイル閲覧や内蔵のminiSDカードをUSBメモリーとして使うのなんかはどちらでも可。あとはATOKが載ってくれれば文句なかったんですが。
なかなか迷うところですが、今のところは三洋の方がほんの少しだけリードしているかも。とりあえず11月下旬とされる発売までに、このままウィルコム路線で進むのか、一応一時休止中なのでいつでも復帰できるauに戻るのか、決断しなくては。

そしてタイトルに書いたとおり、昨日からつくばエクスプレス線内で唯一圏外のままだったつくば駅もウィルコムのエリアになっています。良かった良かった。あとはみらい平以北の沿線を何とかしてもらえれば。他の携帯並みにトンネル内もエリアにしてくれればなお良いのですが、そこまでは難しいでしょう。
余談。TXはプレスリリースではトンネル内で利用可能なのはパケット通信のみとしていますが、実際には音声通話も可能のようです。おかげでちょっとマナーの点で問題が。

数学の追試も無事終わり、1つだけあったレポートも何とかなりそうなんで、残り2日となった夏休みですがゆっくり過ごせそうです。

投稿者 puszta : 20:18 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月20日

筑波山観光、ブレイク中/秋葉原駅ウィルコムエリア化

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普通なら、クロ高的に「そんなハズはない!!」となるところですが、どうもつくばエクスプレスを取り上げたテレビ番組等の影響はかなり大きいらしく、実際開業間もない頃から週末のTXには観光客がかなり乗っていて、筑波山方面に向かう急行バスや、急遽関鉄が観光協会と組んで会員制ツアーバス扱いで始めた臨時シャトルバスにも、今まで関鉄バスでは見たことがないくらいの数、人が乗っています。週末の朝、つくばセンターバスターミナルでは積み残しが出るのではというほどの列ができています。
何たって今日も、まだ紅葉シーズンには大分早いにもかかわらず、平日の12時頃という今から山に行くにはちょっと遅めの時間でさえ、つくばセンターバスターミナルの筑波山方面の1番乗り場、12:05発急行真壁行にこれだけ列ができてるんですから。

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紅葉シーズンになれば、さらに人出も増えてくるでしょうから、またレポートしたいと思います。
自分は「都心回帰」なんて造りすぎたタワーマンションを売り捌くための不動産屋の方便くらいにしか思ってないんで、TXの未来に関しては比較的楽観的に見ていますが、その楽観的予想の中でもこれだけ観光客が乗ってくれるとは想定外でした。うまく定着させてもらいたいものです。


それと今日、秋葉原のヨドバシに行ってみました。全体的に、なかなか凄いですね。1Fの携帯コーナーなんて、auショップがそのまま取り込まれてるし。今まではどうも、ヨドバシというと狭いイメージがあったのですが、なんていうか有楽町のビックリカメラを上回るゆったり感というか。むろん人も多いのですが、それもほとんど気にならず。
TX駅と上下ともエスカレーターで直結しており、なかなか良い感じ。
春休みまでは支出を厳重に管理することにしたはずなのに(この件はまた後日)、ついつい自転車用速度計などというものを買ってしまいました。


余談。
今日秋葉原までTXに乗ってみたら、ようやくTX秋葉原駅がウィルコムのエリアになっていました。どうやら15日頃にエリア化されていたようです。新御徒町から南流山までの地下駅は開業時からエリア化されていましたが、肝心なターミナル駅、秋葉原とつくばはずっと圏外のままでした。TXの場合、他の携帯各社は開業時から駅以外の地下線を走行中でも使用可能なのにもかかわらず。
昔から地下に強いのはPHSの売りだったはずなのに、ちょっとこのコンセプトの根幹に関わる問題には結構ガッカリしました。そのため大分W32Hに惹かれてしまっていて、もうしばらく待ってみて秋葉原駅もつくば駅もエリアにならないようなら変えてしまえ、と本気で思っていました。彼女との通話は定額から指定割になってしまいますが、固定電話やSkypeで代用できる通話も多いですからね。何しろSkypeは大学の端末室からでも繋がります。
あと、みらい平手前から研究学園辺りまで、圏外なんですよね。エリアマップではバリバリ圏内なんですが…。ともあれようやく秋葉原駅がエリアになったことで、もう間もなくと信じたいつくば駅のエリア化や近々発表と噂される京ぽん2のスペックなど、とりあえず少し様子を見てみようと思います。
EZweb for Willcomみたいなサービスが始まればなぁ…Operaとあわせてサービス面ではかなりレベルアップするのですが。

auは2012年のムーバ停波、すなわちドコモのエリア面でのアドバンテージがなくなる時を見据えて(今だって、山頂や北海道の人里離れたところでもない限りエリアの差はなくなっていますが)積極的に魅力的なサービスを打ってきていますね。特にモバイルSuicaのドコモと同時の供用開始はかなり評価できます。

投稿者 puszta : 22:26 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月17日

TX定期

前々からの予定では、通学経路はつくば→秋葉原→飯田橋→早稲田 となる予定で(TX利用の友人もそのルート)、↓のように既に定期も買ってあったのです。しかも秋葉原→飯田橋をSuicaにしたので三枚組でした。国立競技場に行く際など自動精算ができるに越したことはないし、Suica供用開始から既に4年近く経つのに未だにSuica定期券を使ったことがないからというのも理由。

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でも。
北千住からメトロにすると、3ヶ月で12,000円以上も浮くのです。ただ、秋葉原のヨドバシや讃岐うどん屋に寄れないし、秋葉原で始発に座っていくこともできないので大分迷っていたのですが、所要時間はどちらでも変わらず(ラッシュ時にぶつかると千代田線経由の方が圧倒的に遅く、またかなり辛いですが、1限のある日はパスネット利用で押上経由に避難する予定)、定期が1枚になる等のメリットもあることから(私鉄利用者はあと1年程度の間定期券紛失の恐怖と隣り合わせに過ごさなくてはならない)、結局前掲のルートで定期を買った後になって、ルートの変更を決定。買い直してきました。

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やっぱりすっきりしてる方が良いね。
彼女の方は、東武・メトロ・東急の押上・渋谷経由三社連絡定期を購入。

来年パスネット・バス共通カード陣営がIC化されると、経由する社線が多くて定期が何枚もあって困る…という話も語り種になりますね。定期が何枚あったって、ただタッチすれば良いんですから。ただ、現行で自分がSuicaイオカードと世田谷線のIC回数券せたまるを同じパスケースに入れていても、SFに互換性がないので改札機では対応するカードだけを読んでくれますが、パスネットのIC化後はどのカードから定期外区間のSFを引き落とすのか、という問題が発生してくるでしょうから、SF機能の要・不要を申込書に書くようになるかもしれません。

後日談(2005年9月19日追記)
メトロの定期を払い戻しに行く時間がない等の理由で、結局当面当初の経路を利用することに(MIR社員の方には何度もご迷惑をお掛けしました)。北千住乗り換え千代田線経由に関しては、しばらく様子を見てから再検討することになりました。

投稿者 puszta : 23:33 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月13日

聖蹟桜ヶ丘

9月12日、大げさに言うと後世、Padmeの台詞"So this is how liberty dies, with thunderous applause."的に「この日日本の民主主義は死んだ」と言われるようになるのかもしれない2005年9月11日総選挙の翌日、山形からつくばに帰省してきた友人と、TX・秋葉原・新宿経由で京王線の聖蹟桜ヶ丘まで小さな旅に。
ここは言わずと知れた(?)「耳をすませば」の舞台となったところ。何気に昨夏も来ています。

↓丘の上から。ちょっと雑な合成ですが…

sakuragaoka.jpg

ちょうど成績発表の日で、帰りに1ヶ月以上ぶりに大学に寄ってきました。といっても事務所で何か受け取ったりするわけではなくWeb上で見られるので、本来は大学に行く必要はないのですが…追試の可能性もあったため、一応わざわざ22号館の端末室まで見に行きました。
結果は…優4可4追試1で、4年卒業消滅の危機はもちろん回避。追試も、数学の試験の日はあまり具合が良くなかったので仕方ない。

その後地下鉄で末広町へ。電気街を通り抜け、東西自由通路をくぐってヨドバシ開店を控えたTX秋葉原駅へ向かい帰宅。

投稿者 puszta : 21:16 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月08日

総武流山電鉄の旅

つくばエクスプレス開業の記事を書いた後、旅行に行ったり引越があったりと大分ご無沙汰してしまいました。

TX開業ラッシュも一段落した9月8日の午後、関鉄の臨時バスで筑波山を訪れるらしい観光客で結構混んでいたつくば駅から、近くを走っていて、しかも常磐線の車窓から頻繁に見ていたにもかかわらず未だ一度も乗ったことがなかった総武流山電鉄(流鉄)に乗ってきました。
ご存じの方も多いと思いますが常磐緩行線馬橋駅から出ているこの小さな私鉄、終点流山駅で行き止まりとなっていて、今までは終点に着いても乗ってきた電車で引き返すか、混んでいる流山街道を走るバスで野田線江戸川台駅に出るか、の2つくらいしか選択肢がなく、なかなか行く機会がありませんでした。

しかし、TXの開業に伴い流山駅から徒歩15分程度の所に流山セントラルパーク駅ができたので(TX開業で経営難になるのではとの観測もあり)この機会に訪れてみることにしました。

つくば14:41の快速3034レに乗車、流山おおたかの森で接続する普通5296レに乗り継いで流山セントラルパークには15:04に到着。5296レは直流車TX-1000系使用で、TX-1000にはこれが初乗車でした。車両基地見学会の時も試乗会の時もTX-2000だったので…。

↓流山セントラルパーク駅遠景。画面に映っているとおり東武バスが発着し、ぼちぼち建物も建ち始めています。また流鉄沿線にある流山の旧市街地や平和台地区などの住宅地にも近く、朝夕はすでにかなり通勤客の利用があるようです。

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セントラルパーク駅の駅前通りをまっすぐ進むと、15分ほどで流鉄線流山駅東口に到着します。東口といっても小さなロータリーと駐輪場があるだけで、改札口は西口のみのため跨線橋を渡ります。

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馬橋まで乗り、常磐緩行線・北千住・TX経由で帰宅しました。
遠からずワンマン化されるという話ですが、今のところ車掌も乗務しており、各駅にも駅員がいます。日中は流山・松戸の市内電車的な使われ方をしているため、見たところ利用者はなかなか堅調のようです。


番外編その1:開業記念一日乗車券で途中下車したときの、みらい平駅周辺。
堀割区間のため電車からは見えませんが、TX茨城区間の中間4駅の内最も開発が進んでいると言われているだけあって、駅から辺りを見回すと既にまとまった数の住宅が建っているエリアがあります。残りのほとんどのエリアは野原のままですが、2007年3月に飯田産業のマンションの入居が始まる頃には、大きく変わっていることでしょう。

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番外編その2:関鉄水海道営業所のノンステップバスで運行される、守谷駅西口←→岩井・猿島間の路線バス「急行ばんどう号」。岩井バスターミナルにて。

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投稿者 puszta : 19:02 | コメント (0) | トラックバック